事業案内
一般・産業廃棄物処理を行うメリット
事業所から出るごみ(一般・産業廃棄物)を減量することで、
以下のメリットを得ることができます。
- 企業のイメージアップに繋がります
- 環境問題への関心が高まっている中、ごみの減量やリサイクルを積極的に推進することで、企業のイメージアップに繋がります。
- 経営のコスト削減に繋がります
- ごみの減量をすることで、今までかかっていたごみ処理のコストが削減できます。
- 従業員の意識改革に繋がります
- ごみを出さない職場や製品づくりを行うことは、組織全体や工程を見直すきっかけになるだけでなく、従業員一人一人の意識改革に繋がります。
ごみの区分について
廃棄物処理法により、廃棄物は次の通り分類されます。
廃棄物(廃棄物処理法の対象となる『不要な物』を指します)には、ご家庭の日常生活で生じる『家庭系ごみ』と、
事業活動に伴って生じる『事業系ごみ』があります。
さらに、事業系ごみは法令で定められている『事業系産業廃棄物』とそれ以外の『事業系一般廃棄物』に分けられます。
また、一般廃棄物および産業廃棄物のうち、爆発性・毒性・感染性およびその他の人の健康や生活環境に係る被害を生じる恐れがあるものに関しては、
より厳しい基準に従い『特別管理廃棄物』として処理される必要があります。
●事業系ゴミとは、事業活動に伴って生じる全ての廃棄物のことをいいます。
●「事業活動」とは、事業所・商店・飲食店・工場・宿泊施設などの営利を目的としたものだけでなく、
病院・社会福祉施設・官公庁・学校などの公共公益事業も含まれます。
●本来の事業活動のほか、付随的業務に伴うものも含まれます。例えば、従業員が昼食の際に出すごみも事業活動に伴って排出されたものとなります。
ごみの軽量化・資源化
- 3Rの実践 -
事業所から出るごみ(一般・産業廃棄物)を減らし、資源化する取り組みについてごご説明いたします。
- 3Rとは
- 3Rとは、reduce(リデュース)、reuse(リユース)、recycle(リサイクル)の頭文字Rを取った言葉のことです。
具体的には、ごみになる物を減らす(リデュース)、使えるものは繰り返し使う(リユース)、使用できなくなったものを資源として再利用する(リサイクル)ことを3Rといいます。
- ごみの発生を抑制する(Reduce)
- 例えば、以下のような実践例があります。
・会議資料等の簡素化
・両面コピー、ペーパーレスの実施
・レジ袋削減の取り組み
・食品の無包装販売
・生ごみの水切り
・食べ残しを減らす、使い捨て品の利用を減らす
- 物を繰り返して使う(Reuse)
- 例えば、以下のような実践例があります。
・裏面が白紙用紙の使用
・食品・材料の仕入れには通い箱の利用
・塗り箸の利用
・事務机やロッカーなどの再利用の促進
・消費者に再生製品や詰替え製品を積極的に販売する
- 再資源として利用する(Recycle)
- 例えば、以下のような実践例があります。
・ダンボール、OA用紙、機密書類の古紙をリサイクル
・販売した容器包装の回収、買い替え時の不用品の積極的な引き取り
・生ごみ処理機の導入や食品リサイクル業者に生ごみの処理を委託する
- ごみの減量・リサイクルの流れ
- 企業のごみ箱には、多くの資源がなにげなく捨てられています。
特に封筒・名刺・メモ・菓子箱や空き箱、シュレッダーで裁断された書類など、その多くが紙類です。これらは分別すれば資源になります。
また、これまで焼却されていた機密文書も、専門業者に依頼しリサイクルできるため分別して資源に生まれ変わらせることが可能です。
- 現状把握
- ・ごみ減量・リサイクル推進担当者を決める
・ごみの種類・排出量・分別状況・処理費用を確認する
・ごみ減量・リサイクルについて、収集業者や行政に相談してみる。
- 減量・リサイクル計画
- ・ごみ減量・リサイクルに向け、品目ごとに目標値を設定する。
・ごみ・資源物の分別表を作成する
- 実践
- ・従業員・テナント責任者などに、現状(排出量・処理費用)を報告する。
・従業員などに向け、具体的な分別方法の指導・啓発(研修会の開催)を行う。
・ごみ・資源物の分別表に合わせた回収容器の設置を行う。
- 見直し
- ・ごみの種類・排出量・処理費用の変化を確認する。
・ごみ減量・リサイクルによる効果、取り組み状況を確認する。
・問題点を抽出、改善策を検討する。
・見直し完了後は、ステップ2へ戻る(計画の再設定)